【ハートランドフェリー<ボレアース宗谷>】2022年6月乗船記|稚内〜利尻島

こんにちは。砂糖醤油です。

2022年に乗船したハートランドフェリーの体験を読みやすいように乗船記としてまとめ直しました。

旅行記についてはぜひこちらも見ていただけるとうれしいです。

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予約について

2等自由席はネット予約は出来ず、窓口か自動券売機での購入とのこと。

繁忙期を除き、船の2等席が満席で乗れないことなどほぼないと思いますので、予約しなくても不安になる必要はないでしょう。

2024年12月1日ご乗船分より、利礼航路の2等自由席のWEB予約ができる様になりました。”とのことでしたので、事前予約しましょう。(2025年7月時点)

定員になり次第乗船をお断りしますと書いてありますので、予約しなかったせいで乗れなかった、という悲しいことを防ぐために必ず予約です。離島は事前準備がとても大切です。

ご予約について | ハートランドフェリー
ご予約について ご予約方法 WEB予約をする WEB予約状況はこちらから 車輌は5%割引 ※WEB割引と他の割

アクセス

稚内港フェリーターミナルはJR稚内駅から徒歩5分くらいです。

稚内空港からターミナルバスに乗る場合は、終点までそのまま乗っていれば大丈夫です。

約35分、800円です。

連絡バスのダイヤはこちらを参照ください。

空港連絡バス | 宗谷バス株式会社
宗谷バス株式会社の「空港連結バス」についてご紹介します。空港専用バス時刻表、稚内空港内のバスのりば・バスおりば、運行路線図と運賃表(三角表)についてを掲載しています。

乗船手続き〜乗船まで

窓口で行き先と便を告げてチケットを購入します。

往復で購入しました。

復路のチケットの日にち指定は必要なく、1週間有効とのことです。

繰り返しになりますが、予約しましょう!

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乗船のご案内によると…2等の場合は

・ご乗船手続は、出港時間の30~40分前までにお済ませください。

とのことでした。窓口はだいたい1時間前からオープンするようです。

この日のANA羽田ー稚内は条件付きだったのですが、船は平常運航でした。

船の方が天候状況に左右されると思っていたのですが、稚内ではそうでもないようです。

ターミナル内は売店もありました。

定番の北海道土産から利尻島、礼文島土産まで充実していました。

乗船口は2階からです。

島民控え室もちゃんとありました。おしゃれな雰囲気ですね。

航路ごとに乗船口が違います。

奥が礼文島行きの乗船口ですが、もう出航済みだったので、人気はありません。

乗船券に記入するスペースはないので、購入してそのまま乗船できます。

乗船口での読み取りはQRコードでした。

ボーディングブリッジがちゃんとあるので、真冬でも安心ですね。

出航5分前くらいにはシャッターが閉まりました。

 ハートランドフェリーについて

ハートランドフェリーは北海道の稚内港から礼文島、利尻島、奥尻島を結ぶフェリー会社です。

今回は「ボレアース宗谷」でした。

利尻島は鴛泊港行きです。読み方が難しいですよね。「おしどまり」と読みます。

「ボレアース宗谷」ってどんな船?

2003年に就航した船です。

「ボレアース宗谷」 2003年5月就航。

総トン数:3,578トン
航海速力: 19.7ノット※1ノットが約1.85キロなので時速約36キロ!
全長: 95.7m
全幅: 15m
旅客定員: 夏期/550名 夏期以外/500名
車両搭載数: 8トントラック/21台
 乗用車/55台

乗船時間:約1時間40分

ハートランドフェリーは4隻所有しており、内3隻を利尻礼文航路で使用しているようです。

航路ごとに船を使い分けしているみたいですね。

ボレアース宗谷は2003年5月就航で所有している船の中では一番古い船ですが、古き良きカーフェリーの内装なので、船好きには堪らないと思います。

フィルム写真で撮っても絵になりそうです。

新しい船も快適ですが、個人的な視点から言うと、旅情とか写真映えの観点でいうと断然古い船なんですよね。

それでもやはり、新船の「アマポーラ宗谷」にも乗りたかったのですが、往復ともにボレアース宗谷でした。残念。

ちなみに、船舶別の運航予定はこちらから見ることができます。

自分の乗る日がどの船か事前に知りたい方はこちらからどうぞ。

運航状況|欠航や臨時便などの最新情報 | ハートランドフェリー
「利尻・礼文航路」「奥尻航路」の欠航や遅れ、臨時便の有無など、現在の運航状況を配信しています。ご出発の前にご確認ください。

お部屋

2等のお部屋です。

混んでいたので写真はありません。。

2等自由席は船内の好きなスペースを見つけて過ごします。早いもの勝ちです。

コンセントの近くが人気のようです。

船の自由席はコンセントの数が限られているので、マルチタップがあると安心です。

トップデッキにあがり、奥に見えるのが1等ラウンジ席です。

お値段は2等の約2倍です。天気が良い日なら1等ラウンジ席でもいいかもしれませんがちょっと割高のような気もします。

レストラン

レストランはありません。

売店

売店ではお菓子やオリジナルグッズ、酔い止めも売ってましたが、営業時間が決まっているようなので要注意です。

パブリックスペース

客室部分は二階建てのシンプルな作りです。

旅客定員が時期で違うのは北海道ならではかな?

デッキ

船の良いところは飛行機と違って、船内を自由に歩き回れることです。

写真をやってる方なら結構遊べます。

共有部分のイス。

レトロで可愛いけど、お尻が冷えるタイプです。

夕方の便で気温も低かったので、デッキで過ごしている方はほぼいませんでした。

船内設備

船内自販機

あり○

ペット専用エリア

なし×

喫煙所

あり○

キッズルーム

なし×

お風呂

なし×

気になる電波状況

すみません、当時の記憶と記録が見つかりませんでした。

船の揺れについて

この日は風が少しあったので、念の為持参していた酔い止めを飲みました。

船からの景色(おまけ)

入港

冬の寒気にも耐えられる立派なターミナルですね(寒気を心配しがち)。

着岸風景もついぼーっと眺めてしまうシーンの1つ。

ボーディングに合わせてうまく微調整していました。

鴛泊港フェリーターミナル

ターミナル内2階にはお食事処もありました。

ストリートピアノがありますね。

ピアノが少しでも弾けたら弾きたいなと見かけるたびにいつも思うのですが、もし中途半端にかじってしまった場合、逆に恥ずかしくて弾けないかもしれません。

プリクラ的な?

待合所のベンチ数も十分です。

ターミナル前はいい感じの昭和感でした。

復路で稚内に戻る日はツアーの団体客がいたので、最後にのんびり乗りました。

まとめ

利尻島や礼文島は花の関係で6月の船は結構混んでいるようです。

気候が安定するのは5月や8月のお盆過ぎ、とのことでした。

気候のいい時期は稚内から利尻島や礼文島、奥尻島は乗船時間も短いので、2等席で十分だと思います(冬はまた話が変わってくると思いますが)。

北海道自体に魅力がたくさんあるので、北海道の離島まではなかなか手が回らない方も多いと思いますが、礼文島も利尻島も美しい島です。

ぜひ離島マニアの方だけでなく、多くの方に行ってみてほしいです。

それではみなさんも良い旅を!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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