こんにちは。砂糖醤油です。
先日、といっても気がつけば半年も前になってしまいましたが、念願の夜行列車「サンライズ瀬戸」に乗ってきました。
夜行列車への憧れはもっていたものの、予約開始と同時に埋まる人気列車なので、なかなかタイミングがつかめずついに乗車することができました。
今回の旅程は
・サンライズ瀬戸<東京~高松>
・ジャンボフェリー<高松~神戸>
・ANA<関西国際空港~羽田空港>
となりました。
ジャンボフェリーも最高でしたので、ぜひ乗ってみてほしい航路です。
【ジャンボフェリー新船<あおい>】2025年1月乗船記|高松〜神戸
予約について
JRの予約開始日は1か月前の同日からです。
が、私はいつもふらっと旅程を決めるので7日前の予約となりました。
当初、「サンライズ出雲」に乗り、出雲大社に行きたかったのですが、個室タイプが空いていなかったので、「サンライズ瀬戸」のB寝台「ソロ」に乗ることにしました。予約状況から見る限り、「サンライズ瀬戸」の方が空いている印象でした。
当日の乗車時のアナウンスですと「満席」だったので、早めの予約をおすすめします。
アクセス
東京駅からの出発ですので、JRの駅の自動発券機で発券し、夜の東京駅に向かいます。
仕事帰りでも十分間に合う時間です。
夜に出発するというのは大人になってもワクワクします。

寝台列車『サンライズ出雲・瀬戸』について
『サンライズ出雲・瀬戸』とは
- サンライズ瀬戸:東京~高松間
- サンライズ出雲:東京~出雲市間
上記区間をそれぞれ毎日運行している寝台列車です。
夜に出て朝に着くので、時間を効率よく使えるので旅行客にもビジネスマンにも重宝されているようです。
14両で運行されており、岡山で切り離され1〜7号車は高松駅に、8〜14号車は出雲市駅に向かいます。
お部屋 B寝台「ソロ」
今回予約したのはB寝台「ソロ」。
鍵付きの個室となっています。
ノビノビ座席はさすがに女性一人だとセキュリティー的に心配だったので、やめました。

上段のお部屋でした。

暗証番号式の鍵となっているので、持ち歩かなくていいのと紛失の心配がないのは便利で楽です。


秘密基地感あって、これはこれで楽しいですね。

ベッド部分はちょっとしたカプセルホテルよりも広く、天井高も確保できて快適で、女性ならかなり余裕があると思います。
上半身起こしても余裕があるくらいの高さです。

浴衣などのアメニティが付いています。



荷物置き場。


写真でも伝わると思うのですが、2階だと入口の足場が非常に狭いです。
荷物置き場はベッドの奥に位置しており、荷物を持ち上げるのが大変なので、1階にするか、荷物を最小限にしたりバックパックにするか、1ランク上のB寝台「シングル」を選ぶこともおすすめします。私はキャリーケースだったので一苦労でした。

このような感じで左右に座席が配置されていますので、好みの方向を予約するのがいいでしょう。
左右別の見どころなどは乗り鉄の方がたくさんまとめてくださっていると思うので、検索してみてください!(他力本願)
他のお部屋
まだ他のお客さんが来る前の部屋をさらっとのぞいてみたのですが、B寝台「シングル」の方が快適そうだなと思いました。

荷物が多くて、予算が合う方はこちらの方が過ごしやすいかもしれません。

パブリックスペース
フリースペースのミニロビー(3・10号車)では車窓を眺めながら過ごすことが出来ます。



東京駅で買った鯖の巻き寿司とねぎとろで乾杯としました。
洗面台

ごく普通の洗面台です。
広さも十分かなと思います。

船内設備
船内自販機あり○

お酒はないので事前に買いましょう。
喫煙可能
4・11号車は個室の半数が禁煙、半数が喫煙可能です。
6・13号車はすべての個室が喫煙可能です。
吸いたい方は喫煙可能な号車を選びましょう。
シャワー○
シャワーあります。



ただし、シャワーカードは乗車後にすぐ売り切れてたので、よっぽどの方以外は使わないつもりでいた方がよさそうですね。
家や近くのスーパー銭湯などで済ませてくるのがよいでしょう。
車窓

普段よりも少し高い位置から眺めるホームは新鮮ですよね。
新幹線の2階席も好きでした。

定刻21時50分にするりと出発します。
正直夜の景観は望めませんが、夜のホームを通過する様子を眺めるのは楽しいですよね。
フリースペースでちょっと過ごしたあと就寝。
モーター音も特に気にならず(飲んでたからかもしれませんが)、あっという間に眠りに落ちました。

サンライズに乗っているのだから、サンライズは見ないと翌朝は日の出前に起きようと頑張りました。
高松7時27分着と8時間睡眠を確保したいタイプの人間は早めに寝ないと少し睡眠時間が短くて大変です。
その点、「サンライズ出雲」は執着地である出雲市の到着が10:00なのでゆっくりできますね。
そういう意味でも「サンライズ出雲」の方が人気なのかもしれません。


瀬戸大橋からの朝焼けの景色は綺麗でした。
季節によって日の出時間が変わるので、また違った景色を見ることができるでしょうね。




まとめ

定刻に高松駅に到着。
あっという間の乗車でしたが、夜行列車という非日常を満喫することが出来ました。
私が好んで乗っている夜行船と同様、夜行列車は寝る間に移動できる効率的な乗り物です。
世界的に見ても、夜行列車は減りつつあるので、旅人としては一度は乗っておきたい乗り物の一つです。
ぜひ機会を作って乗ってみてくださいね。
それではみなさんも良い旅を!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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