こんにちは。砂糖醤油です。
かねてから一度は見たいと思っていた流氷。
ついに、北海道へ見に行くことができたので振り返っていきたいと思います。
実は冬の北海道は初めてでしたが、とにかく絶景続きで、終始感動した旅となりました。
POINT
- 流氷クルーズ/スノーシュートレッキングの服装
- 流氷クルーズの選び方
- 流氷クルーズは意外と揺れない
- スノーシュートレッキングは複数人いるなら貸切ツアーがお勧め
流氷クルーズについて
流氷クルーズはどこを選ぶ?
北海道で流氷クルーズを楽しむ場合、大手で探すと選択肢は2つありました。
・流氷砕氷船ガリンコ号II@紋別市

・網走流氷観光砕氷船 おーろら@網走市
流氷以外にも目的がある方は、ご自身の行きたい観光地との行程の関係でどちらかになるかが決まると思います。
一方、流氷が第一目的の方はどちらにするか迷う方も多いと思いますので、私なりに調べたメリット/デメリットを挙げておきます。
■流氷砕氷船ガリンコ号II
【メリット】
- 2021年に「ガリンコ号Ⅲ IMERU」が就航し、船体が新しい。
- ガリガリと氷を砕いて進むので音も含めて迫力満点。
- 船の高さが低めなので、流氷を間近に見ることができる。
- 船自体が乗っているだけでも楽しめそう。
【デメリット】
- 紋別空港からのアクセスがメインとなり、羽田空港からのANAのみで1日1便しかない。
- ANAは昼に着いて昼に戻る時間帯なので、1泊だときつくなり、行程に制限がある。
- 2泊だとしても、紋別市は正直なところガリンコ号以外の見所が冬は少ない(ほぼない)。
- 紋別市から足を伸ばすにしてもレンタカーがないと行動範囲が限られる。
- 宿の選択肢が少ない(紋別プリンスホテルくらい)。
■網走流氷観光砕氷船 おーろら
【メリット】
- 大きな船で沖まで進むことができるので、流氷遭遇率が高い(らしい)。
- 最寄り空港は女満別空港からで、便数も多く行程が組みやすい。
- 網走監獄、北海道立北方民族博物館、オホーツク流氷館など屋内の観光施設も何箇所かあり、万が一流氷が見れなくても楽しめる。
- 網走市街地/郊外含めて宿の選択肢も多い
【デメリット】
- 特になし。
迷いに迷った結果、二泊三日の行程で網走1泊、知床1泊の旅程としました。
やはり決め手は網走市へのアクセスの良さでした。
雪道での運転が慣れていないので、バスが充実している網走に軍杯が上がりました。
流氷クルーズの服装について
多くの人が悩むであろう服装についてもまとめておきます。
当日の私の服装は・・・
- ジャケット:Columbiaオムニヒートインフィニティ
- インナー:メリノウール
- タートルネックセーター:ノーブランド
- スノーブーツ:SOREL (防水スプレー必須)
- 靴下二枚重ね
- デニム:ユニクロ(普通のもの。極暖とかではないです。)
- ボトムスインナー:ユニクロ 極暖ヒートテック
- ホッカイロ:背中
- ニット帽
でしたが、全く問題なく過ごせました。
それぞれのアイテムを簡単にご紹介すると・・・
■ジャケット
「Columbiaオムニヒートインフィニティ」
内側が金色になっていて、まるでスターウォーズのC3PO!
自分の体の熱を反射して蓄える素材でできたジャケットです。
フードはもちろん、アウトドアブランドならではのポケットがたくさんついていて便利。
洗濯もできるとのことで、セールになっていたので迷わず購入。
都内なら、これを一枚羽織れば全く寒くないです!むしろ暑い。
石井スポーツで店員さんと相談して買いました。
■スノーブーツ
SORELのものです。

これも昔石井スポーツで春になる直前に安くなっていたので買いました。靴はとても大事なのでしっかりしたものを選ぶことをお勧めします。
足から冷えるので、靴底は厚いもので!
■インナー
トップスはメリノウール、ボトムスはユニクロの極暖のレギンスです。
登山される方はご存知かもしれませんが。メリノウールとは、メリノ種という羊の種類。
ウールは汗をかいても嫌なニオイがしないとのことで、インナーや靴下に使われています。
そして、本当にニオイが気にならないんです!
とにかく暖かいし、5年以上余裕で持つし、デイリーユースも出来るのでお勧めです。
モンベルとかリーズナブルなものでまず試してみるのがいいかもしれません。
レギンスはおなじみユニクロの極暖です。
下半身を温めると本当にあったかいですよね。
他は日常着でした。
船内は暖房が効いていたこともあり、この格好で全く問題ありませんでした。
網走流氷観光砕氷船 おーろら
アクセス
〒093-0003
北海道網走市南3条東4丁目5−1
網走の道の駅「流氷街道網走」内に乗り場があります。
料金/時刻表
おーろらの運航期間は流氷を見ることができる季節は、1月下旬から3月です。
時期により運航本数や出航時刻が変わるようです。
時間に融通が利く方でどの時間帯にするか迷っているなら、私は断然最終便をお勧めします。
なぜなら、日中の明るい時間帯とトワイライトのマジックアワーからブルーアワーの移り変わりと2倍楽しめるからです!!
マジックアワー自体最高の時間帯なのですが、船上で見るマジックアワーも最高なんです。
ご自身が乗船される日の日の入り時間を確認の上、乗船時間を決めるのがよいかと思います。
仮に流氷が見れなかったとしても「サンセットクルーズを楽しんでいる」と思えば悔しさも少しは紛れる、という点も最終便をオススメするポイントです。
コースについて
流氷が迫っている時は、網走沖まで船を出すようなのですが、この日は残念ながら、「流氷なし」の表示となっていましたので、能取岬への遊覧クルーズでの運航でした。
船内
船内は1階、2階、展望デッキで構成されています。
船内はもちろん暖房が効いていますので暖かく、コートを着なくても全然寒くないくらいです。お手洗いもありますので、安心です。
展望デッキに出るなら防寒着必須です。
レトロな雰囲気が可愛いですね。
最近の船は省エネ仕様ばかりなので、こういった雰囲気の船に乗るとうれしくなります。
古き良き旅客船の趣です。
1階席は自由席。席は窓側を向いているので、暖かい部屋で座りながら流氷を見ることができます。小さいお子様連れの方や年配の方も安心です。
流氷クルーズの様子
では、写真とともにクルーズを振り返ります。
天気の良い日でしたが、雲も多く、明るくなったり暗くなったり。
出港時は展望デッキに出ている人も多かったですし、実際展望デッキからの眺めは最高でした。
船の出港シーンほど旅情を掻き立てるものは、なかなかないのではないでしょうか。
もちろんものすごく寒いですが、その寒さを上回る美しい景色を見ることができると思います。
消波ブロック群。消波ブロックって、思っているより種類があるんですよ。知ってました?
船跡。つい眺めてしまいます。
国内の色々な船には乗ってきましたが、揺れは全く気になりません。
順調に船は進みます。
日の入りが迫り、太陽の光が柔らかくなってきました。
さらに船が進むと・・・
氷の塊がぷかぷか見えるように。
そして・・・
これは・・・!!!
もう大興奮でした。
おそらくクルーズ会社的には流氷とは言えないようなのですが、流氷初心者からしたら充分です。幻想的です。
太陽の光と海と流氷が溶け合って、実に美しい光景でした。
その美しさに思わず涙してしまうほどで、心が洗われるような貴重な一瞬でした。
流氷ゾーンはあっという間に終わり(氷を見ることができたのは10分程度だったかもしれません)、船は折り返して網走港に戻り始めます。
乗り物で働く方の仕事ぶりはずっと見ていたくなります。
港の荷役作業とかもつい見てしまうタイプです。
灯台?を越え・・・
港内に入りました。
網走硝子館の方が手を振ってくれていました。
網走港に着岸。
1時間前後のクルーズでしたが、あっという間で物足りないほどでした。
もし一面に流氷を見ることができたなら、2時間くらい乗りたいくらい満足度の高いクルーズでした。
船に乗り慣れてはいるものの、三半規管が弱いもので船酔いを心配していましたが、全く揺れず、問題ありませんでした。
よっぽど揺れる日はそもそも欠航だと思うので、あまり心配しなくてもいいのかもしれませんね。
乗り物酔いに弱い人は念のために酔い止めを飲んでおく方がその後も楽しく過ごせると思いますよ。
スノーシュートレッキングについて
ネイチャーガイド会社について
流氷クルーズの翌日は、知床に移動したので知床のガイド会社から選びました。
さすがユネスコ自然遺産。
雄大な自然を満喫できるネイチャーツアー会社は多く、ツアーの数もたくさんあります。
ご自身が行きたい/見たいものや時間帯、空き状況などと照らし合わせて選べば、「どこも見つからない!」といったことはないと思います。
大抵のネイチャーツアー会社は、日程や時間が予め決められている「企画ツアー」と「貸切ツアー」を設定していました。
それぞれのメリットデメリットを私なりにまとめました。
■企画ツアー
【メリット】
- リーズナブル。1名でも参加できる。
【デメリット】
- ツアーの設定日が決まっているので、希望の日程が満席の可能性がある。
- 参加者の方の体力レベルに左右されることがある(ハイキングツアーなど歩くものはたいていそうなることが多いですよね)。
■貸切ツアー
【メリット】
- コースや時間帯を自由に決めることができる。
- 体力に自信がない方も、他の参加者がいないので、気兼ねなく行程を楽しめる。
- ガイドさんを自分(たち)で独り占めできる。
【デメリット】
- 金額的には高い。
- ただし、人数によっては企画ツアーと似たような金額になることも。
今回はSHINRAさんのツアーに参加することにしました。
企画ツアーを探していた時に、興味あるルートがSHINRAさんのものだったことと、20年の歴史あるガイド会社だったので安心かと思いお願いしました。
少し割高ではあったのですが、貸切ツアーの自由度の高さはお金をかける価値があると思ったので、今回は貸切ツアーでお願いしました。
ちなみに、網走から知床へはバスで移動しました。
釧網本線(せんもうほんせん)に併走するようなルートで進むので、基本的に海沿いの道をバスは走ります。
どんどん氷が増えていき・・・
前日の網走よりも流氷っぽい景色を見ることができました。
これは絶景が期待できそうです。
スノーシュートレッキングツアーの服装について
- ジャケット:Columbiaオムニヒートインフィニティ
- インナー:メリノウール
- タートルネックセーター:ノーブランド
- スノーブーツ:SOREL (防水スプレー必須)
- 靴下二枚重ね
- デニム:ユニクロ(普通のもの。極暖とかではないです。)
- ボトムスインナー:ユニクロ 極暖ヒートテック
- ボトムスアウター:レインウェア(モンベルのゴアテックスのもの)
- ホッカイロ
- ニット帽
服装は流氷クルーズと基本的に同じでしたが、雪の中を歩くので、ボトムスのアウターとしてゴアテックスのパンツを履きました。私は持っていなかったのですが、同行者はスキーウェアを着ていました。
耳あても持って行ったのですが、ニット帽とジャケットのフードで十分でした。
私はかなり寒がりな方だと思うのですが、晴れていたのと体を動かしていたので、全く寒くなく、むしろ暑いほど。
寒さが心配な方は下半身を中心に暖かくしていくといいと思います。
スノーシュートレッキングツアーについて
お願いしたルートはこちらの「フレペの滝 スノーシューイング」のコース。
もともと企画ツアーとして設定があるルートをそのままお願いしました。
ツアーガイドさんとは宿泊予定のホテルで合流しました。

ホテルはチェックイン前だったので荷物だけ預けさせてもらいました。
ホテルからはガイドさんの車で移動です。
高台になっている「みはらしばし」から。
ウトロの街とオホーツク海が一望できました。絶景です。
流氷が来てますね!今日もいい天気です。
お手洗いもここで済ませました。
いくらでも歩ける気がしてきます。
ここからは道なき道を進んでいきます。
冬なので大丈夫なのですが、ヒグマ注意の看板が至る所にありビクビクです。
一応足跡も残っているので、なんとなくのルートはわかるのですが・・・
ここはガイドさんがいないと厳しいと思います。
冬のツアーは絶対ガイドさんにお願いしましょう。何かあってからでは遅いので。
リスの気配を感じたり。
木を揺さぶって雪を振り落としたり(笑)
気温は低いものの、厚着して歩き回っているせいか寒さは感じませんでした。
そして、雪道を抜けて海側に。
おおお。
流氷見れました!絶景!
さすがに海沿いの風は冷たくて、指がちぎれそうな寒さ。
カメラのシャッターが押せなくなるほどでした。
(金属製のフィルムカメラも持っていったのですが、金属が冷えすぎて凶器のようでした(笑))
そして・・・今回の目的地。
フレペの滝です。
写真で見てその美しさに心惹かれ、ぜひ生で見てみたいと思っていたので感激です。
滝が凍り、幻想的で不思議なアイスブルーに。
きっとここは夏より冬のほうがきれい。
この時期にきて正解です。
フレペの滝下の海面には流氷が流れ着いていました。
道中も楽しく歩いたので全く苦ではなかったのですが、もし歩くのが苦手な方でもぜひこのフレペの滝は見に行ってほしいです。
私もまた行きたい場所の1つになりました。
時間も迫っているので折り返しです。
風が強く、この日も晴れたり曇ったり。
足跡のついていないパウダースノーに倒れこんで写真を撮る、なんていう遊びもしながら帰りました。
自分のタイミングで写真を撮ったりできるのも貸切ツアーのメリットですね。
他のツアー会社さん含め、たくさんのグループがトレッキングを楽しんでいました。
まとめ
今回の行程
<1日目>
羽田空港ー(飛行機/JAL)ー女満別空港
女満別空港ー(バス:知床エアポートライナー)ー網走道の駅
ー網走監獄【見学&昼食】★
ー北海道立北方民族博物館★
ー流氷クルーズ
網走道の駅ー(ホテル送迎バス)ー網走湖荘
網走湖荘 泊
※★間は『観光施設めぐり』バスを利用しました。
主要な観光地を巡ってくれるバスで1DAYパスが800円です。
時刻表はこちらから。
https://www.abashiribus.com/jikoku/shisetu2023.01.20.pdf
<2日目>
網走湖荘ー(ホテル送迎バス)ー網走バスターミナル
網走バスターミナルー(バス:知床エアポートライナー)ー道の駅ウトロ
ースノーシュートレッキング
北こぶしリゾート 泊

<3日目>
北こぶしリゾートー(バス:知床エアポートライナー)ー網走道の駅
ー網走硝子館【見学】
網走バスターミナルー(バス:知床エアポートライナー)ー女満別空港
女満別空港ー(飛行機/JAL)ー羽田空港
※往復のJALと1日目の網走荘がセットになったパックツアーがお得だったので、そちらを予約し、2日目の北こぶしリゾートは別途個別手配しました。
JALのパックツアーはTRAVEL ZOOに載っていたオリオンツアーで予約しました。

回し者でもなんでもないのですが、TRAVEL ZOOは日程が合うとお得に予約できるものが載っているのでたまにチェックすると楽しいですよ。
総括
二泊三日と限られた時間内でしたが、「流氷クルーズ」も「スノーシュートレッキング」も満喫することができた濃い旅となりました。
もともと北海道は大好きでしたが、改めて北海道の素晴らしさを体感し、冬の北海道の美しさで心揺さぶられっぱなしでした。
地球温暖化で年々流氷を見ることができる日が減っているとかいないとか。
いつまで見ることができるかわかりませんので、歩けるうちに、行ける時に行きましょう!
世界遺産の知床の大自然、感動の景色が広がっています。
すっかり冬の北海道が気に入ってしまったので、今度は流氷の上を歩ける「流氷ウォーク」に参加してゴールデンカムイごっこに挑戦したいと思っているところです(笑)
それではみなさんも良い旅を!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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