こんにちは。砂糖醤油です。
今回は利尻島最終日を振り返っていきたいと思います。
利尻島2日目
朝の散歩
おはようございます。
日常生活ではこんな時間に起きることは出来ないのですが、レンタカーが9:30までだったので頑張って起きました。
涼しいを超えて寒かったです。夜も毛布を掛けて寝ました。
夜は疲れていたはずなのに、気持ちが昂ぶっていたのかなかなか寝付けずに、こんな写真を撮ったりしていました。
AM2:00。冷たい風が吹いていました。
ザ漁港という感じが非常によかったです。
さて、ではまずは、昨日行けなかった夕陽ヶ丘展望台に向かいます。
夕陽ヶ丘展望台
その名の通り夕陽の名所なのですが、前日は天気もイマイチだったのでスルーした場所です。
標高約56メートルの展望台です。
夕陽みたかったですねー。残念。
絶景だー。
富士野園地
吉永小百合主演の「北のカナリア」のロケ地にもなった場所だそうです。
エゾカンゾウの黄色い花が緑に映えます。
利尻富士は今日はこれが限界でした。
「北のカナリア」は前から観よう観ようと思っていたのですが、手をつけられずにいました。礼文島も利尻島も行ったので、見ないわけにはいきませんね。
のどかですね。北海道らしい雄大な景色が広がります。
目の前のポンモシリ島。ものすごい数の鳥がいました。
漁村
このあたり一帯。宿のご主人に教えてもらった漁村。
古き良き北海道っぽい景色を見たい、とリクエストしたらここを教えてもらいました。
一周道路の道沿いは新しい家が多いが、道を一本入ると昔ながらの家が残っているので、オススメとのことでした。
結構道が狭いので、軽自動車じゃないと厳しいかもしれません。
すれ違いは無理そうです。ここでも対向車がなかったので、命拾いしました。
入り口、ここであってるのかな?と不安になる細い道を進みます。
礼文島が見えますね。近いですね。
昆布が干してありますね。
いいです。とてもいい。
ホタテ貝の伝言板。
ガラス玉って元来どう使ってたんでしょうね?これ浮くのかな?
この辺りも「北のカナリア」のロケ地になったそうです。
いいですね、この雰囲気。大好物です。
良すぎる。
来た道を振り返ります。
嗚呼、素晴らしい。
写真を撮る人は、来た道を「振り返る」って結構大事なポイントなので、覚えておくといいよ、と昔教えてもらいました。
ペシ岬
また来ました。ペシ岬。
ちなみに、この日はこのトンネルの奥の漁港でアザラシが死んでました!!!
近くにいたら教えてもらい、怖いもの見たさで見に行ってしまいました。
あの大きさの動物を見つけたらさぞかしびっくりしちゃいますね・・・
さて、ペシ岬です。
今日も晴れませんでしたが、抜けが良く最高の景色です。
頂上にいたお姉様が、「サハリンもちょっと見えている」と教えてくれました。
見えますか?うん、見える!気がする!
アシリパさーーん!!!
ペシ岬は本当にいい景色ですね。
坂がしんどいですが、ここは毎日通いたい。
甘露泉水
レンタカーを返す直前、頑張りました。
駐車場から15分くらい歩きます。
日本名水百選にも選ばれているそうですよ。
北海道の湧き水はエキノコックス感染の原因になるので、飲んではいけないと教わりましたが、ここ利尻島はキツネがいないので、問題なく飲めるのがうれしいですよね。
ゴールデンカムイで注目度アップのヒグマもいないので、安心して山登りできます。
ごくたまに、クマが海を泳いで上陸したりすることもあるようで、過去に新聞記事になるなど一大事だったようです。
利尻島から稚内港へ
レンタカーも返して、チェックアウトも済ませて荷物だけ預かってもらい、最後セイコーマートへ買出しへ。
ファッションコミュニティ。渋い。
ガソリン代込みだったので、入れてませんが2022年6月はこんな感じでした。離島は高くなりがちですが、どうでしょう?
鴛泊港に近いセイコーマートはお土産品も豊富。お酒もかなりの種類が置いてありました。やはりフェリー客用?
昆布をモチーフにしたモンベルの利尻島限定のオリジナルTシャツも可愛かったです。
鴛泊港フェリーターミナル
ターミナル内2階にはお食事何処もありました。
ストリートピアノがありますね。
ピアノが少しでも弾けたら弾きたいなと見かけるたびにいつも思うのですが、もし中途半端にかじってしまった場合、逆に恥ずかしくて弾けないかもしれません。
待合所のベンチ数も十分ですね。この日はツアーの団体客がいたので、最後にのんびり乗りました。
案の定、2等は人でいっぱいだったので、復路も多くの時間をデッキで過ごしました。
名残惜しいですが、出港です。
見えますか?宿のお見送りです。
スタッフのみなさんが大漁旗を振ってくれるんですが、もう涙腺崩壊です。
船のお見送りって、見たことあります?されたことあります?
飛行機や新幹線と違って、かなり長い間姿が見えるから、もう色々込み上げて涙が止まらなくなるんですよね。
自分のお見送りではなくても、3月とか年度末に島を離れる先生の見送りに遭遇した時も基本涙腺崩壊です。
船っていいなと改めて思いましたし、私の原点を思い出させてくれた体験となりました。
利尻富士はその全景を見せてくれませんでした。
でもかっこいい。
すっかり心奪われたペシ岬。
利尻島。また帰ってきたい場所の1つになりました。
余韻もほどほどに、また水分補給です。
明るい時間から飲むお酒は美味しいですね。
まとめ
利尻島は花の関係で6月にもお客さんが多いようなのですが、宿のご主人によると、気候が安定するのは5月や8月のお盆過ぎ、とのことなので、また美しくてカッコいい利尻富士を見に戻ってきたいと心から思う場所でした。
天気こそ悪かったですが、人の優しさに触れ、北海道の自然の美しさに触れ、古き良きゲストハウスの良さに触れ、私の北海道好き・旅好きの原点を思い出した旅になりました。
しばらくすると満員電車にイライラし、日々の生活に忙殺されるようになり、この気持ちは薄れてしまいがちなのですが、私の原動力はこういった経験からきていることを忘れないように日々生きていきたいなと思いました。
マイラーになってから回数ばかり増えて、一回のクオリティが落ちがちでしたが、今回は胸いっぱいの旅となりました。
やっぱり私は北海道が大好きで、これからもずっと心を奪われ続けるんだなと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、みなさんも良い旅を!