こんにちは。砂糖醤油です。
さて、久米島2日目。今日はゆっくり観光していきたいと思います。
ゆるいレンタサイクル屋さん
バイクは乗ったことがないので、自転車で一周することにしました。
都内に住んでると必要ないのですが、旅先で原付が乗れれば便利なのになとつくづく思います。
自転車は「ヨンナーサイクル」さんで借りました。前日に電話予約してお伺い。
色々あって、「立ち会えないから乗って行っていいよ〜、精算はあとで適当に〜」とのことでしたが、結局朝無事にお店の方に会えてその場で精算。「電池がなくなったら何とかするから、連絡くださいね」と、ゆるいながらもとても親切でした。
クロスバイクタイプとママチャリタイプの自転車があり、どちらも電動自転車です。
私は荷物が多かったのでカゴのあるママチャリタイプにしました。
サイクリストにとって「島を一周」というのは旅の目標の一つになり得ます。
たまに平らな島もありますが(東京の新島は比較的平らな気がします)、一般的に島は一周道路から海に向かう時に坂道になっているので、綺麗な海を臨むにはアップダウンを覚悟しないといけません。
電動自転車で島を一周するときの鉄則は、
- 観光スポットに着いた時など使わない時は電源を切る(超基本)
- 平らな道は電源を切って自力で走る
- 下り坂は電源を切る
- 超上り坂以外では強にはしない
です。電力に余裕がある時はあまり気にしなくてもいいと思います。
性格の問題もあると思うのですが、私は最後まで電力を取っておきたい派なので、このようにしていつも乗っています。
久米島一周スタート
宿の方に聞いたところ「てぃーだ橋」からの景色が絶景とのことで、一周道路をベースに時計回りで進むことにしました。
Garminでの記録はこんな感じ。
飲み物も買って、いざ出発しようとしたところ、雨!
雨雲レーダーとにらめっこしながら、自転車屋さんの隣のファミマで雨宿りします。
10分ほどで止んだので、いざ出発です。
まずは、海沿いに走って海を見て気分を上げます。
曇り空ですが、淡いブルーが綺麗でした。
少し道から外れたので、一周道路へ戻ります。
イーフビーチからしばらくは平らな道が続きます。交通量も少なくて快適です。
YUNAMI FACTORYでランチ
少し早い時間でしたが、いい場所にいたので早めのお昼にすることにしました。
YUNAMI FACTORY <公式サイト> 〒901-3122 沖縄県島尻郡久米島町兼城1146−1
島の中心、兼城エリアにあります。
たまたま、久米島観光協会のインスタを見て知ったお店です。
ハワイ(行ったことないですが)のようなアメリカンな雰囲気です。
席数もたくさんありましたが、地元の方は皆次々とテイクアウトされていました。
車海老バーガーとポテト、グァバジュースを頼みました。
ジュースはアメリカンサイズ。
連休中はハンバーガー祭をやっていて、肉肉しいメニューがたくさんあったのですが、久米島は養殖で車海老が有名なようでこちらにしました。バーガーのソースが(たぶん)普通のマヨネーズではなくて美味しかったです(なんと貧弱な食レポ)。
日焼け止めを塗り直して、再び出発です。
久米島一周サイクリング後半戦
昨日飲んで美味しかった米島酒造。
店舗限定の銘柄もあるとのことなので、寄ってみました。が!お昼休憩で閉まっていました。電話も繋がらず。
時間を他で潰して戻ることも考えましたが、天気も心配だったので残念ですがそのまま進むことにしました。
国指定文化財の上江洲家住宅に寄りましたが、開いていませんでした(涙)
コロナのせいで、営業時間が読めなくなって、本当につらいです。
おばけ坂。上り坂に見えるのに下り坂に見えるスポットです(この写真は逆方向なので、下り坂に見えるのに上り坂)。車でニュートラルにして試すらしいのですが、自転車だとよくわかりませんでした。
ミーフガーが見えてきました。
すでにかなり高低差があることが想像できます。
ミーフガー。女性が拝むと子宝に恵まれるというパワースポットです。
1つの岩ではなく、2つの岩が合わさっているものだそう。
こちらにも軽石が。
ユリが咲いていました。
ユリは不吉な花とか言われたりしますが、香りがいいので私は好きです。
さて、ミーフガーから一周道路に戻ります。
お察しの通り、絶望的な坂道ですが電動自転車なので怖いものなぞありません(電力がある限り)。
美しい田園風景が広がります。少し北海道な雰囲気もありますよね。
「島を出た時に困らないように」ということで、学校前に信号があるのは離島あるあるなのですが、久米島も他にもれずありました。
ヤギがヒョッコリでてきて、ホッコリしました。
首輪が付いているので、飼いヤギでしょうか。
久米島の絶景スポットの一つ、てぃーだ橋。
これは絶景です!(曇りだけど)時計回りにしてよかった!
さらに自転車を漕ぎ進めます。
私が一番楽しみにしていた畳石に向かいます。
久米島から奥武島へは橋がかかっています。
橋の下の海の綺麗なこと。なんですか、このエメラルドグリーン!!
この色を見てしまったら疲れも吹き飛びます。
あー、きれい。
橋を渡って道路をひたすらまっすぐ進んでいくと、右手に畳石が見えてきます。
ここの海の色を見た時もおもわず歓声が出てしまいました。
綺麗すぎる。曇りでもこの青さってどういうことでしょうか。
畳石はマグマがゆっくりと固まったもので、亀の甲羅のような柱状節理になっています。
柱状節理は世界的にも珍しいとされていますが、思い出すだけでも
- ジャイアンツコーズウェー @北アイルランド
- 東尋坊 @福井県
はその規模からしても見応えがありました。
畳石の上は結構滑るので、ご注意。私もつるっといってしまい、冷や汗をかきました。
この透明感、素晴らしいです。
真っ白な砂浜。これぞ私が沖縄に求めていた景色。癒されます。
飛行機代がちょっと高かったけれど、来てよかったです。
雨がパラパラとしていましたが、一瞬太陽が差して虹がうっすらと見えました。
たまりません。
絶景に満足して、宿に戻りました。
早めの夕食は久米島「亀吉」へ
さて、昨日の反省を生かし(?)早めに夕食に向かいます。
亀吉 〒901-3108 沖縄県島尻郡久米島町比嘉160−39
ランチも営業しており、一般的な定食から沖縄料理などの旅人向けの食事まで。
メニューも豊富なので旅行者の強い味方です。
ではまず、水分補給から。
たくさん体を動かしたのでオリオンビールが沁みます。
亀吉名物のざるもずく。もずくはもちろんですが、この自家製のゴマだれが美味しい!
久米島名物、車海老の塩焼き。
しっぽまでカリカリで、ビールが進みます。
ゴーヤの梅和え。
ラフテー。味噌味。
自宅でラフテーを煮るときは醤油ベースばかりだったので、味噌味がこんなに美味しいとは驚きでした。お箸で切れるくらい柔らかかったです。
カウンター席も3席あるので、一人旅でも入りやすいです。
グループ客も多かったですが、私が泡盛をちびちびやっている間にお酒を飲まない一人旅のお客さんが入れ替わり立ち代り入っては帰っていきました。
美味しいお酒とお料理で、今日も上機嫌でお店を後にしました。