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こんにちは。砂糖醤油です。
先日、別府に行ってきました。
せっかく別府まで行くならということで、大阪南港から別府港まで【商船三井さんふらわあ〈くれない〉 】 に乗船してきました。
2025年は関西に行くことも多く、集中的にフェリーに乗るようにしてきたのですが、今回のさんふらわあ〈くれない〉は感動的に快適な船旅だったので、忘れないうちにレビューしていきたいと思います。
さんふらわあ〈くれない〉とは?(2023年就航)

船の基本スペック
さんふらわあ〈くれない〉 2023年1月13日(金) 就航。
総トン数:17,114トン
航海速力: 22.5ノット※1ノットが約1.85キロなので時速約42キロ!
全長: 199.9m
最大幅: 28m
旅客定員: 716名
航路(大阪〜別府)と特徴

さんふらわあ〈くれない〉は、大阪南港と大分県・別府港を結ぶ夜行フェリーです。
関西と九州を結ぶ主要航路のひとつで、夜に出港し、翌朝に到着するスケジュールが組まれています。
所要時間はおよそ11〜12時間。
出港後は船内で夕食を楽しんだり、展望浴場でゆっくり過ごしたりと、移動時間そのものを「滞在時間」として使えるのが大きな特徴です。
朝は別府湾の景色を眺めながら到着を迎えるため、旅の始まりや締めくくりとしても印象に残ります。
2023年就航の〈くれない〉は、従来のフェリーと比べて客室や共用スペースが格段に充実しており、単なる移動手段ではなく「移動そのものを楽しめる旅」という点が魅力です。
新幹線や飛行機より移動時間は長いものの、宿泊費込みで移動できることを考えると、ホテル代が高騰する現代日本においても魅力的な選択肢だと思います。
〈くれない〉と〈むらさき〉の違い
船内図からもわかりますが、さんふらわあ<むらさき>と設備などは基本的に一緒のようです。
https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/newship/kurenai_murasaki/pdf/inboard-view.pdf
さんふらわあ〈くれない〉と〈むらさき〉はそれぞれ過去に活躍した「くれない丸」「むらさき丸」の名前を引き継いだ船だそうです。
乗船ルートと時刻表・運賃の目安

乗船区間(大阪南港 → 別府)
今回利用したのは、大阪南港フェリーターミナルから大分県・別府港までの区間です。
大阪南港は大阪市住之江区に位置し、市内中心部からも比較的アクセスしやすいフェリーターミナルとなっています。
ターミナル内は案内表示も分かりやすく、フェリーが初めての人でも迷いにくい印象でした。
到着する別府港は、別府駅や温泉街にも近い立地で、下船後すぐに市内観光へ移動しやすいのが特徴です。路線バスやタクシーも利用しやすく、公共交通機関での移動にも困りません。
夜に大阪を出発し、朝に別府へ到着するため、移動と宿泊を同時に済ませられるのもこの区間ならではのメリットです。チェックインやチェックアウトの時間を気にせず行動できるので、旅程に余裕を持たせたい人には特に使いやすい航路だと感じました。
大阪発 ⇄ 別府発 運航時刻表
■ 大阪発 → 別府行き(下り)
- 日〜木曜日
19:05発 / 翌06:55着 - 金・土曜日
20:05発 / 翌07:55着
■ 別府発 → 大阪行き(上り)
- 日〜木曜日
18:45発 / 翌06:35着 - 金・土曜日
19:20発 / 翌07:25着
夜行船なので、夜に出発し、船内で寝て起きると目的地に到着するスケジュールとなっています。
睡眠中に移動できるので、コスパもタイパも非常にいいと思います。
年末年始は少しダイヤが変わるようなので、公式サイトを確認しましょう。
運賃・料金カテゴリー
さんふらわあ〈くれない〉の運賃は、利用する客室タイプによって大きく異なります。
大阪〜別府航路では、ひとり旅からグループ利用まで幅広く対応できるよう、複数の客室カテゴリーが用意されています。
主な客室タイプと特徴
- シングル
個室タイプで、ベッド・デスク・コンセントなどが揃った客室。
周囲を気にせず過ごせるため、ひとり旅や静かに休みたい人に向いています。 - ツーリスト(相部屋)
2段ベッドや簡易ベッドを使用するカジュアルな客室。
料金を抑えたい人や、フェリー移動に慣れている人向けです。 - スーペリア・デラックス・スイート系客室
より広さや設備を重視した上位クラスの客室で、快適性を重視したい人におすすめです。
運賃の考え方
運賃は
「基本運賃+等級差額(客室タイプ)」
という考え方になっており、同じ航路でも選ぶ部屋によって価格差が出ます。
今回私が利用したのは「スーペリアシングル」です。
スーペリアシングルは、個室タイプの中でも設備や居住性が高い客室で、ベッド・デスク・コンセントに加え、空間にも余裕があり、夜行フェリーでも快適に過ごしたい人向けのカテゴリーとなっています。
利用時のポイント
- 週末や連休など繁忙期や閑散期に応じて料金が変動
- シングルや個室タイプは人気が高く、早めの予約がおすすめ
- 最新の料金は公式サイトの運賃表を必ず確認
快適さを取るか、価格を取るかで満足度が大きく変わるため、
自分の旅スタイルに合った客室タイプを選ぶことが、この航路を楽しむポイントだと思います。
乗船レポ:チェックイン〜出港までの流れ

フェリーターミナルのアクセス
大阪南港フェリーターミナルは、大阪市住之江区に位置しています。
大阪からは日本各地へフェリーが出ているので、港もたくさんあります。
乗船する船がどの港から出るか、事前に確認しておきましょう。
最寄駅はニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」ですが、私はOsaka Metro 中央線の「コスモスクエア駅」から歩きました。
1キロ程度だったので、15分ほどで到着しました。

駅からターミナルまでも分かりやすい導線でした。

夜の時間帯でも案内表示がしっかりしており、初めて訪れる場合でも迷いにくい印象です。



小まめに看板が出ているので、わかりやすいです。



ターミナル付近には飲食店やコンビニもあるので、時間を潰すこともできそうですが、夕ご飯は船内がおすすめなので、満腹にはならないようにしましょう。

規模は小さそうですが、「商船三井ミュージアム ふねしる」もターミナル内にあるようなので、こちらでも時間が潰せそうです。
いずれにせよ、ターミナルには余裕をもって到着しておくと安心です。


ちなみにこの日は修学旅行生がいるとのことで、レストランの混雑が事前にアナウンスされていました。
チェックインの方法

オンライン予約をした人は手続き不要とのこと。
待ち時間も少ないスマート乗船チェックインを積極的に利用しましょう!
スマホがルームキーになります。
ペットがいたり、予約内容に変更がある場合は窓口での手続きが必要です。
チェックインカウンターのすぐ目の前に待合所があります。

椅子もあるのですが、金曜だったせいか満員で座れず。
ターミナル内のベンチで過ごしている人の方が多そうでした。
私はこのタイミングでローソンでお酒を調達しておきました。
乗船開始〜船内案内の様子

待つ場所もないので、早めに乗船口へ向かいます。

早めに向かったのですが、すでにボーディングには乗船列が出来ていました。
インバウンドのお客さんも多そうでした。
客層も家族連れ、カップル、一人旅、グループ、仕事っぽいかたと様々でした。




志布志港行きは第二ターミナルなんですね。

初めての乗船でしたが表示も多いので分かりやすく、特に迷うことはありませんでした。
出港の雰囲気(夜景・アナウンス)

19:50頃(出港15分前で固定なのかは不明)に6階の乗下船口前でスタッフの方による銅鑼のパフォーマンスがありました。レストラン前でしたので、レストランに並びながら見ている方も多かったです。
銅鑼のパフォーマンスを見てから景色を見にデッキに出ました。

出港は船旅で見逃してはいけないシーンの一つ。
だんだんと遠ざかる大阪の夜景が旅情を掻き立てます。




では客室をレビューしていきたいと思います。
スーペリアシングルの客室を徹底レビュー

きれい・快適・新しい!で船とは思えない素晴らしいお部屋でした。
スーペリアシングル客室の広さ・設備

広さは約4.3畳とのこと。都会の超狭小ビジネスホテルをもう少し小さくしたイメージです。
■設備:シャワー・トイレ・洗面台・テレビ・冷蔵庫・エアコン(個別)・空気清浄機・ドライヤー
■ベッドサイズ 85cmx195cmx51cm
■ベッドサイド 読書灯・コンセント・USB
■広さ 7.08m2(約4.3畳) 床材:カーペット
■入口幅 70cm
(公式HPより)




ファブリックスプレーまで備えてあり、さながらビジネスホテルですね。


エアコンはダイキン。

空気清浄機とスリッパ。

スリッパはシティーホテルのアメニティのようなふかふかのタイプでした。
しかもさんふらわあのロゴもプリントしてあるので、特別感あっていいですね!

薄手のタオルと歯ブラシ、パジャマつきでした。
今年は積極的に船に乗ってるので、この手の薄手のタオルが随分と増えてきました。

テレビもかなり大きいサイズ。32インチくらいでしょうか。


冷蔵庫はないと思っていたので、感激しました。

1L(スリムボトル)が横にしても入るくらいなので、結構量は入ります。


ドライヤーはパナソニックでしたが、女性の方はパウダールームの方が快適なので、お部屋のものは使わないかもしれません。

ベッドの下はスペースが確保してあり、スーツケースも楽々収納できます。
ベッド・枕・寝心地レビュー


ベッドはシングルサイズで、女性1人ならゆったりと眠れると思います。
マットレスも程よい硬さで、熟睡できました。
デスク・コンセント・Wi-Fi

客室内にはデスクスペースがあり、軽い作業やスマホ操作にも便利。
コンセントも使いやすい位置に配置されていて、充電に困ることはありませんでした。
起きている間はワイモバイルが終始繋がったので、Wi-Fiは使用していません。次の機会があれば確認したいと思います。

個室内トイレ・シャワー



シャワールームにウォッシュレット付きのトイレ。

アメニティはシャンプー、トリートメント、ボディソープと揃っていました。
もちろん備え付けのタオルもありました。
実際に泊まってみた感想(騒音・揺れ)

今回は7階のお部屋でした。
・ベッド 何の問題もなく熟睡しました。
・空調 個室なので自分でコントロールできるので快適
・揺れ 全く感じず
・エンジン音 低音のエンジン音は聞こえる
→眠れない、といったことはありませんでしたが、乗り物の中で眠るので少なからず音は気になりますので、私はいつも耳栓をして寝ています。
もしかすると6階のお部屋だと感じ方が変わるかもしれませんので、機会があれば検証してみたいと思います。
夕食ビュッフェ(レストラン)

レストランは事前に調べたところ評判も良さそうだったので楽しみにしていました。
営業時間と混雑時間
▶ 大阪発 → 別府行き
日曜〜木曜発:18:00〜21:00
金曜・土曜発:19:05〜21:30
▶ 別府発 → 大阪行き
日曜〜木曜発:17:45〜21:00
金曜・土曜発:18:20〜21:00
金曜日だったこともあり、乗船開始とともにレストランの案内待ちの長蛇の列が出来上がっていました。
食べるスピードにもよりますが、
・出航をデッキで見届けたい方→出航してから並ぶ
・早く寝たい方→乗船後すぐにレストランへ
が良さそうです。
私は出航後すぐ並び、15分程並んだ後案内されました。
結構サクサクと列は進みました。
お料理も最後の方までちゃんと補充されていたので、その点は気にしなくても大丈夫だと思います。
レストランの雰囲気(広さ・座席)

想像以上に広くてびっくりしました。
ここ最近で利用したフェリーの中でダントツの広さだと思います。
大洗からのさんふらわあも広い方だと思いますが、席数で言うとその二倍くらいありそうでした。

中央エリアにビュッフェコーナーがあり、各種料理が並びます。
その周りに、様々なタイプの客席が設置されているようでした。



こちらは片付け後の様子ですが、営業中は中央のテーブルにはデザート類が並び、それを取り囲むようにメインディッシュやサラダ、ごはん類が並んでいました。

窓側はカウンター席風。
一般的にはここはおひとり様席っぽいですが、混雑していたので、2人組も通されていました。




私はこちらの窓側席に通されました。
夜なので黒い海しか見えませんが(笑)、朝食なら特等席ですね。

2人席で窓側に座れる良席ですが、テーブルが小さいのでたくさん食べたい人には使い勝手が悪いかもしれません。

夕食ビュッフェの料理ラインナップ
夕食ビュッフェはメニューも多く、どのお料理も盛り付けから美しくて美味しそうでした。
船の中のレストランとは思えません・・・!

タマゴサラダ

イトヨリのフレンチマスタード
ひじきの白和え

筑前煮

ナポリタン、ハンバーグなどのキッズも喜ぶメニューもしっかりと網羅されています。

豚の角煮、麻婆豆腐。

大分にら豚。これとても美味しかったです。

みんな大好きフライドポテトなど揚げ物類。


焼売とさんふらわあ特製おでん!

うどん県香川の出汁のうどん!


薬味もたっぷりと用意されています。

そして、刺身!

郷土料理「りゅうきゅう」!

りゅうきゅう用の出汁。鯛めしも。


さんふらわあカレー。”特製”なんて書かれていた日には・・・
ビュッフェでカレーを見つけるとつい食べてしまうのは私だけですか?


ドレッシング類も種類豊富で迷ってしまいますね。

ここからデザート類です。
フルーツとケーキ、アイスなどがメインでした。

さんふらわあのレストラン、盛り付けもきれいなんですよね。




そしてなんと、船内でチョコフォンデュができます!
これはテンション上がりますね!
ドリンク・アルコールの有無
ドリンクコーナーも充実していました。
ソフトドリンクはドリンクバーでの提供。





ハーブティーも種類豊富で選ぶ楽しさがあります。

生ビールは500円です。
空港ラウンジにあるような自動で注いでくれるサーバーが設置されていました。
銘柄はKIRINの一番搾りです。

カウンターでの注文では、ワインや焼酎、クラフトビールなども頼めるようでした。


ちょっと信じられないくらい立派なレストランです。
料金とコスパ
大人:2,500円
小人:1,000円
幼児 (満4歳以上小学校・ 未就学までのお子様):500円
結論から言うと、コスパ最高!
→コスパの感じ方に関しては個人差が大きいと思いますが、メイン料理の種類やクオリティ、彩りの良い盛り付けなどはちょっとしたレストランのビュッフェさながら。揚げ物で誤魔化さない感じも好感を持てました。
なにより、お刺身もメニューにあってこのお値段でしたら非常に安いなと感じました。
食べたメニューと個人的に美味しかったメニューの紹介

欲張って色々と取ってきてしまいました。

箸袋もオリジナルで可愛いですね。

イトヨリのフレンチマスタード。これ美味しかったです。

あと「りゅうきゅう」とお刺身各種。
「りゅうきゅう」は甘めの醤油だれの「漬け」です。郷土料理が食べられるのは旅行者にとってかなりうれしいです!

見切れていますが、さんまのレモン煮(うろ覚え)も味付けがちょうどよく、ご飯によく合いました。

おでんは出汁がよく沁みていて美味しかったです。
さつま揚げにはさんふらわあの焼印が。
こういう演出は楽しくていいですよね。
まさか牛すじが食べられると思わなかったのでびっくりしました。


甘いものは別腹なタイプなので、デザートも一通り取ってしまいました。
デザートは出来合いのものっぽいですが、どれも美味しかったです。
朝食ビュッフェ

夕ご飯を食べすぎたため、朝ごはんはスキップしたので利用していません。
営業時間
▶ 大阪発 → 別府行き
日曜〜木曜発:翌朝 5:45〜6:45
金曜・土曜発:6:15〜7:45
▶ 別府発 → 大阪行き
日曜〜木曜発:翌朝 5:30〜6:15
金曜・土曜発:翌朝 6:00〜7:15
料金
大人:750円
小人:500円
幼児 (満4歳以上小学校・ 未就学までのお子様):300円
お手頃でいいですね。
メニュー内容
今回私は利用していませんが、YouTubeの動画などを見る感じ、納豆やだし巻き卵などの和食の定番からパンやスクランブルエッグなどの洋食まで揃っているようでした。
展望浴場・パブリックスペース

さんふらわあ〈くれない〉の最大のポイントはこのパブリックスペースのアトリウムといっても過言ではないでしょう。順番に振り返ります。
展望浴場の設備(サウナ・湯船・アメニティ)

浴槽は十分な広さがありました。
ポイントは窓の高さ。
浴槽に腰掛けた時に窓の外が見える高さなので、日中は海を眺めながらお湯に浸かることができます。
なお、夜の入浴では黒い海しか見ることはできません(笑)
脱衣所・混雑具合
ピーク時を外して利用したため、そこまでは混んでいませんでした。
女性用のお風呂はどうしても混むので、時間をずらす方がいいですね。
パウダールーム/女性用トイレ

女性用トイレはパウダーコーナーが充実しており、お風呂を上がってこちらでスキンケアするのに便利でした。


各ブースには鏡とドライヤー、コットンなどのアメニティが備わっており、ゆっくりと身支度を整えることができます。

着替えもしやすい足場があるブースになっている席も用意されていました。

ドライヤーはパナソニック。
風量もばっちりです。


コットンやヘアゴムが用意されていました。

とても明るくて、化粧もしやすいと思います。
船内ラウンジ・くつろぎスペース

さんふらわあ〈くれない〉は船内の至る所に椅子やソファーが設置されており、いろんな場所でリラックスできる点が素晴らしいと思いました。

基本的にフリースペースなので、窓からの景色を眺めたり、本を読んだり、仲間と飲んだり、思い思いに過ごしている様子で、船旅の良さはここにあるなと再確認しました。


ちょっと船っぽいソファー。
船内イベント

イベントの種類
イベントと言うほどではないかもしれませんが、アトリウムにて20時すぎからピアノと歌のパフォーマンスが始まりました。
レストランに並びながらでしたので、しっかりと聴けませんでしたが、万人受けする選挙区だった気がします。
船内ショップ・限定グッズ

ガラス張りのショップは明るく開放的な雰囲気です。

グッドデザイン賞も受賞しています。
船内の売店としてはかなり広めだと思います。国内航路の船の中では一番広いくらいかもしれません。
営業時間
▶ 大阪発 → 別府行き(下り)
【夜】
- 日曜〜木曜発:乗船〜21:30
- 金曜・土曜発:乗船〜22:00
【翌朝】
- 日曜〜木曜発:5:30〜6:50
- 金曜・土曜発:6:15〜7:50
▶ 別府発 → 大阪行き(上り)
【夜】
- 日曜〜木曜発:乗船〜21:30
- 金曜・土曜発:乗船〜21:30
【翌朝】
- 日曜〜木曜発:5:30〜6:30
- 金曜・土曜発:6:00〜7:20
販売されている商品

アイスクリーム、お菓子やカップラーメンなどの軽食など船内ですぐ必要なものから「さんふらわあオリジナルグッズ」と取扱商品はかなり豊富だと感じました。
大阪と大分のお土産もそれぞれ販売していました。
さんふらわあ限定グッズ
オリジナルグッズはどれも可愛くて、乗船や旅行の思い出にぴったりのものが多かったです。
さんふらわあアンブレラマーカー とマグカップ は色味が可愛くて欲しくなりましたが、絶賛断捨離中なのでグッと我慢しました・・・
お土産のおすすめ
旅行者の方は、土地のものは各地で帰ると買えると思いますので、ここはやはり「さんふらわあ」オリジナルグッズを旅の思い出に購入するのがいいと思います。
すぐ使えそうなタオルはつい欲しくなってしまいます。
甲板からの景色(夜景・朝日)

ここは言葉は要りませんね。
天気にも恵まれ、最高の景色でした。
出港時の大阪夜景




航海中の海・星空



早朝の朝日(別府湾)

















さんふらわあ〈くれない〉の良かった点
客室の快適さ
やはり個室はホテルのような快適さでストレスフリーに利用できました。
トイレも個室内に備え付けがあるので、いちいち部屋の外に出なくてもいいので楽です。大きい船であればあるほど、部屋からトイレが遠いのです・・・
食事の満足度
大満足!
夕食のみの利用でしたが、本当に利用してよかったです。
普段はコンビニで買い込んで乗船することが多いのですが、さんふらわあの大阪ー別府航路に関しては、レストラン利用がおすすめです。
パブリックスペースの豪華さ

まるで豪華客船でした。
船内のアトリウムは非常に洗練されており、ここが船の中ということを忘れそうになりました。
インテリアも上品で、非日常を味わうことができました。
初心者でも利用しやすい動線

さんふらわあ〈くれない〉は、初めてフェリーを利用する方でも迷いにくい動線設計が印象的でした。
最寄駅からフェリーターミナルから船内への案内表示が非常に分かりやすく、乗船時にはスタッフによる誘導もあるため、戸惑う場面が少ないと感じます。
乗船後も各フロアにスタッフが案内で立ってくれているので、客室フロアへもスムーズにアクセスすることができました。
エレベーターや階段の位置も把握しやすい構造です。夜行便でも、乗船してすぐ自分の客室へ向かいやすく、荷物を置いて落ち着くまでの流れがスムーズでした。
また、レストランや展望浴場、売店といったパブリックスペースも、案内表示と動線が整理されており、初めてでも直感的に利用できます。
夜間の照明や通路の広さにも配慮されていて、深夜に移動しても不安を感じにくい点は、ひとり旅や女性の利用でも安心できるポイントです。
全体として、さんふらわあ〈くれない〉は「初めてのフェリー旅」でも流れに身を任せて行動できる設計になっており、初心者にもやさしい船だと感じました。
気になった点(正直レビュー)
混雑する時間帯
「金曜日の大阪発」なので仕方ありませんね。いわゆる夜行フェリーは金曜と土曜日の夜発が混みます。
先述しましたが、レストランを利用するか否かでどういう動きをとるかが決まってきます。
船の揺れ・騒音
瀬戸内海を航行する船なので動揺はほとんど感じませんでした。
酔い止めも飲んでいません。
先述した通り、乗り物ないで過ごすわけなので、重低音のエンジン音は多少気になりますが、耳栓があればそこまで気にならない程度でした。
Wi-Fi・電波状況
ワイモバイルユーザーですが、航行中問題なく使えたので、Wi-Fiは使用せず終わりました。
こんな人におすすめ
さんふらわあ〈くれない〉は、単なる移動手段というより「船に泊まる旅」を楽しめるフェリーです。そのため、スピード重視の移動を求める人よりも、快適さや体験を重視したい人に向いていると感じました。
ひとり旅・女子ひとり旅
スーペリアシングルは個室タイプのため、周囲を気にせず自分のペースで過ごせます。船内も新しく清潔感があり、夜行フェリーが初めてでも安心して利用できました。
夜行バスや深夜フライトが苦手な人
ベッドで横になって休めて、展望浴場で入浴もできるため、体への負担はかなり少なめ。翌日を元気にスタートしたい人には大きなメリットだと感じました。
“豪華客船気分”を味わいたい人
出港時の夜景や、朝の別府湾の景色など、移動そのものが印象に残るのがこの航路の魅力です。早く着くことよりも、旅の過程を楽しみたい人にぴったりです。
まとめ|さんふらわあ〈くれない〉はフェリー旅の概念を変える船
2023年就航の17,000トンクラスのカーフェリーということで、船内はゆったりとしており、まるで豪華客船のようでした。
客室の選択肢が豊富なので、どんな旅行者でも最適なお部屋が見つかると思います。
また、特筆すべきは、レストランのおいしさ。
ここまで充実した船内ビュッフェはなかなかないと思いますので、ぜひ乗船された際は利用してみて下さい!
それではみなさんも良い旅を!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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