こんにちは。砂糖醤油です。
空港といえばラウンジ。ラウンジといえば空港。
旅の楽しみの一つでもあります。
乗り継ぎの旅を快適に過ごすための必須ツール「プライオリティ・パス」で入ることができる空港ラウンジをまとめました。
訪問済みの個別のラウンジレビューでは、実際の写真と体験談を詳しく掲載しているので、気になる空港からチェックしてみてください。
プライオリティパスとは?(仕組み・種類・注意点)
プライオリティ・パスは、世界1,800以上の空港ラウンジを利用できる有料会員サービス。
航空会社のステータスがなくても、会員カードがあればラウンジに入室できるのが最大の特徴です。
3つの会員ランク(2025年版)
① スタンダード(Standard)
- 年会費:99ドル
ラウンジ利用:有料(1回35〜45ドル)
→個人的には、このプランで入るメリットは見出せませんでした。
② スタンダード・プラス(Standard Plus)
- 年会費:329ドル
- 年10回まで無料
11回目以降は1回35〜45ドル
→ 年に数回〜10回利用する旅行者向け。
③ プレステージ(Prestige)
- 年会費:469ドル
ラウンジ利用:何回でも無料
→ 長距離旅行が多い人・出張族に最適。
入室条件
プライオリティ・パスと当日の搭乗券を提示して入室します。
プライオリティ・パスは物理カードとアプリの両方を持っていると安心だと思います。
利用時間は2時間〜3時間と書いてあることが多いです。
(どうやってチェックするのかなとは前から思っていますが、確認したことはありません)
プライオリティパスで入れるラウンジの特徴
- 食事の質(国ごとの差)
誰もが食べやすいスタンダードなものから、それぞれの国の郷土料理までを取り揃えていることが多いです。韓国はキムチやキンパなどがありました。 - 混雑しやすい時間帯
ラウンジによってさまざまですが、便が重なるとかなり混雑します。
また、小さい空港で航空会社のラウンジが少ない場合は混みます。 - シャワー・仮眠室の有無
シャワールームを備えているラウンジも多いですが、シャワールームがない場合もあります。
各ラウンジの情報を事前に確認しましょう。時間帯によって非常に混みます。
シャワーが有料のラウンジもありますので、確認が必要です。
主要空港で使えるラウンジ一覧(地域別)
プライオリティパスは世界1,800以上のラウンジで利用可能ですが、ここでは 旅行者がよく利用する主要空港 を地域別にまとめました。
【アジア(ASIA)】
バンコク(BKK:スワンナプーム空港)
Miracle Lounge(複数)
- 食事が豊富で24時間営業
- プライオリティパスユーザーに特に人気

シンガポール(SIN:チャンギ空港)
Marhaba Lounge(複数)
https://www.prioritypass.com/lounges/singapore/singapore-changi/sin9-dnata-lounge
香港(HKG)
Kyra Lounge
→Lounge of the Year Asia Pacific Winnerを受賞しているとのこと。
内装も素敵なので、ぜひ近いうちに行ってみたいです。
台北(TPE)
Plaza Premium Lounge(台北)
https://www.plazapremiumlounge.com/ja-jp/find/china-regions/taiwan/taipei/taiwan-taoyuan-international-airport?stype=All
Oriental Club Lounge(桃園空港第2ターミナル)
→Lounge of the Yearにも輝いているようで、早めに訪問してみたいです!
ソウル(ICN)
Sky Hub Lounge
- 韓国料理(キンパ・スープ)あり
- 場所がわかりやすい。出国審査終わってすぐ。
- そこまで広くない
👉訪問記はこちらから

【ヨーロッパ(EUROPE)】
バルセロナ(BCN)
Sala VIP Miro
- 食事が充実 & 静かで居心地が良い
- プライオリティパスで入れる代表ラウンジ
- 生ハム食べ放題!
👉詳しい訪問記はこちらから

ロンドン(LHR)
Club Aspire Lounge

→事前予約がおすすめとHPに書いてあるくらいなので、かなり混みそうです。
パリ(CDG)
YotelAir Paris Charles de Gaulle

→Yotelって聞き覚えがあるなと思って調べたら、私がSFC修行でシンガポールに行った際に宿泊したホテルでした。
立地が最高だったのでこちらもおすすめです。
フランクフルト(FRA)
Luxx Lounge

【中東(MIDDLE EAST)】
アブダビ(AUH)
Pearl Lounge
- 食事もドリンクも充実
- 時間帯によってはかなり混む
👉 詳しい訪問記はこちらから

ドーハ(DOH)
Al Maha Lounge
- 最長4時間まで滞在可能
- 仮眠用ベッドありとのこと
ドバイ(DXB)
Marhaba Lounge

【北米(USA / CANADA)】
ロサンゼルス(LAX)
無料で使えるラウンジがなくなってしまったようです(涙)
Be Relax Spa (第1ターミナル)
→ラウンジではありませんが、マッサージが受けられるようです。
サンフランシスコ(SFO)
いくつかラウンジはあるようです。
レストランの場合は割引特典での対応のようです。
ニューヨーク(JFK)
Air France Lounge(T1)

→日本便が到着するT7とT8にはプライオリティ・パスで利用できるラウンジはないようです。
【オセアニア(OCEANIA)】
シドニー(SYD)
Plaza Premium Lounge(T1)
メルボルン(MEL)
MLB Premium Lounge
https://www.prioritypass.com/ja/lounges/usa/melbourne-fl-orlando-intl
その他、最新情報はプライオリティ・パスの公式HPで必ず確認して下さい。
ラウンジでできること(2025年版)
- Wi-Fi
多くの場合、快適な通信環境を提案しています。 - 食事
多くの場合、暖かい食事とドリンクを楽しむことができます。 - アルコール
多くの場合、アルコールを提供しています。有料の場合もあります。 - シャワー
シャワールームを備えていることが多いですが、狭いラウンジだとシャワールームがないこともあります。有料/無料などラウンジによります。 - ワークスペース
ラウンジの広さによって、さまざまな形態で提供されています。
プライオリティパスのメリット・デメリット
考え方は人それぞれですが、私が思うメリットデメリットを挙げておきます。
メリット
・待ち時間が苦にならない
・むしろトランジットしたくなる!
・空港内のフリースペースで待つよりセキュリティ的に安心感がある
・ドリンクやフードが無料で楽しめる
・シャワールームでスッキリできる
デメリット
・混雑で入室までに並ぶことがある
・条件により有料となる
おすすめの作り方(最安・最短ルート)
楽天プレミアムカード
最安で保持したい方にぴったり。
■楽天プレミアムカードの魅力
・年会費11,000円
・プライオリティ・パスが発行できる
■楽天プライオリティ・パスの利用条件
⇨・無料利用回数が年間5回まで
⇨・6回目以降は1回あたり35ドル
プライオリティ・パスが付与されるクレジットカードの年会費は大抵3万円を超えてくるものがほとんどなので、リーズナブルにプライオリティ・パスを所有するには間違いなく魅力的な選択肢の一つだと思います。
年に5回もラウンジを使う機会がない、海外旅行には年1回程度、楽天経済圏にいるといった方は楽天プレミアムカード経由のプライオリティ・パスで十分だと思います。
■楽天プレミアムカードを申し込む
楽天プレミアムカードプレステージ会員
公式サイトからの申し込み。正直あまりメリットはない気がします。
アメックス
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
今私が入会を検討しているのが、こちらのカード。
年会費33,000円でプライオリティ・パスのプレステージ(Prestige)会員になれるので、それだけで年会費の元は取れそうなんですよね。

入会後の利用条件次第でAmazonギフト券がもらえるので、興味がある方はぜひどうぞ。
よくある質問(Q&A)
- 同伴料金は?
プランに関わらず、同伴者は毎回35ドルかかります。
https://my.prioritypass.com/ja-JP/join-prioritypass - 席は予約できる?
私も知らなかったのですが、ラウンジによっては事前に予約ができるようです。
予約料金が発生する場合もあるようなので、要注意です。
https://memberhelp.prioritypass.com/ja-JP/support/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B7-%E3%81%AE%E4%BA%8B%E5%89%8D%E4%BA%88%E7%B4%84 - 深夜でも使える?
24時間営業のラウンジもあります。夜閉まるラウンジもあります。
まとめ
プライオリティパスは、世界中の空港で利用できる最強のトラベルサービスです。
ラウンジの種類や雰囲気、食事、設備は国によって大きく異なるため、自分の旅スタイルに合ったラウンジを知っておくと、空港での快適さが大きく変わります。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
それではみなさんも良い旅を!
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